貯金　お金　貯め方

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まずは、貯金したい目標金額とルールを決めましょう。
あまり難しく考え過ぎずに気軽な気持ちでスタートしてみましょう。

◎目標金額を決定しましょう。
それぞれのご家庭の収入や支出のバランスもありますので、必ずしも1年間で100万円貯めるという目標を持つ必要はありません。
では、どのような考え方で目標金額を決めたらよいのでしょうか？私の場合は
（毎月5万円×12ヵ月）+（ボーナス20万円×2回）
＝100万円　つまりは、60万円+40万円＝100万円
という単純な考え方です。100万円が無理なら50万円で
（毎月2.5万円×12ヵ月）+（ボーナス10万円×2回）＝50万円　つまりは、30万円+20万円＝50万円
でもいいです。50万円が無理なら25万円でもいいです。
目標金額を12ヵ月で割ってみて自分の無理なく貯金できる額を設定し、残りはボーナス補填するという計算をし1ヵ月の貯金額を決定しましょう。

◎貯金用の銀行口座を用意しましょう。
日常使いの銀行口座とは別に貯金用の銀行口座を1つを作りましょう。最近では同じ銀行に1人2口座しか開設できないケースも多いようです。 昔使っていて今は眠っているような口座があれば新規で作らなくてもそちらを利用すればよいでしょう。 但し、通帳とキャッシュカードが必ず揃っている事が条件です。

◎ルールを決め、きちんと守りましょう。
まずはルールを明確に決め、必ず守ることが大事です。
お給料が出たらすぐに1ヵ月分の貯金額を貯金用口座に預入れ、通帳記帳を行います。 貯金用口座のキャッシュカードは財布には入れず、自宅で保管するようにしましょう。そうするだけで簡単におろすことができません。
余った分のお金を貯金するという考えは絶対になしです。

今までと違い貯金するお金を先に確保するため、生活を少し切り詰める必要が出てきます。
どのような方法で”貯金するためのお金”を作るのかを抑えていきましょう。

◎流動費の節約をしましょう。

流動費とは水道高熱費や食費、携帯代などの毎月支払う金額が変わる費用のことです。
電気や水道、ガスの節約はコンセントを抜いたり、お風呂の残り湯洗濯、シャワー時間の短縮など、できる範囲で頑張ってみましょう。 また、携帯代はLINEなどの無料通話アプリ使って家族や友人と連絡を取りましょう。
また、スマートフォンの端末代金を月々分割で支払っている場合は、端末代金を払い終えると割引適応がなくなり、かえって携帯代が高くなることがあります。電話番号はそのままで携帯会社だけを変更できる番号ポータビリティを活用して新しい携帯会社にどんどん乗り換えていくのが一番お得な方法だと思います。
細かい部分ですが、塵も積もれば山となります。毎月3千円から5千円の節約は可能になるはずです。

◎家族など生活を共にしている人と会話を増やそう。

節約とは直接関係ないように思えますが、会話をしない夫婦は年間約10万円の損をすると耳にしたことがあります。 これは、単純は話ですが、例えば共働きの家庭でシャンプーがもうなくなりそうだったとします。妻はドラックストアで購入したシャンプーをストックしていました。 しかし、夫は今夜使うシャンプーがないと思い仕事帰りにコンビニで買ってきたとします。普段から他愛の無い会話する時間がないため、夫はストックがあることを知らなかったのです。仕方ありませんね。 「シャンプーが切れそう。」とひと言会話があれば、無駄な出費が防げます。 こういった細かいすれ違いが年間約10万円の損を招く原因となります。

◎1ヵ月を5週間とし、1週間に使えるお金だけをおろしましょう。

例えば、1ヵ月6万円で生活をすると決めその金額を5週間で分けましょう。
6万円÷5週間＝1.2万円を毎週月曜日におろしてお財布に入れその中から食費、日用品を購入しましょう。
3千円余ったら使ってしまうのではなく、翌週は9千円をおろし月曜日にまた1.2万円にし使っていきましょう。
こうしておくと使い過ぎを防ぐことができ月末には余裕ができます。余裕ができた分は貯金がきちんとできていれば、外食をしたり好きな物を買ったりしてもよいでしょう。

◎大きな買い物はクレジットカードを上手く使いましょう。

クレジットカードを使うことに抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、クレジットカードを上手く使ってみるのも節約につながります。 大きな買い物をする場合、全部を現金で購入する必要はありません。
例えば、3万円の家電が欲しい場合、1.5万円を現金で支払い残りの1.5万円をクレジットカードの2回払いを利用します。 2回払いなら手数料もかかりませんし、翌月、翌々月の支払いは1ヵ月7.5千円ずつ支払うだけです。
支払金額は同じですが、大きいお金を一気に使うことなく欲しい家電を購入する事ができます。
金額の大きいものを購入する時にオススメの方法です。
また、クレジットカードでポイントが溜まるタイプのものだとより節約につながります。

◎副業を考えみましょう。

節約をすることも大切ですが、入ってくるお金を増やすという考え方もあります。 主婦の方ならパートや内職を検討してみてもよいかもしれません。会社員の場合、副業禁止という会社が多いのでなかなか難しいかもしれませんが、 ”副業を考える＝お金を増やす”という気持ちを作る事ができるのでよいアイディアが思いつくかもしれません。

貯金に成功するようになってきたら資産運用を検討してみましょう。

◎普通預金を定期預金に振り替えしましょう。

現在、普通預金も定期預金もほとんど金利はかわりませんが、あえて定期預金にすることで簡単にお金がおろせなくなることがポイントです。 あまり変わらないとはいえ普通預金より金利が良いことは確かです。

◎子供がいれば短期払い込みの学資保険を検討してみましょう。

もし、お子さんがいるようでしたら短期払い込み（一括で払える場合が多い）の学資保険を検討してみましょう。 最低掛け金や元本割れのリスクもありますが、普通預金に貯金してるよりかなり大きな金利が付きます。手を付けずに置いておければそのまま学資保険として残せます。

◎銀行に相談してみましょう。

銀行では様々な金融商品を取り扱っています。個人向け国債や投資信託などに挑戦してみるのもよいかもしれません。 自分でも考えていなかった金融商品を紹介してくれたりします。話を聞いてみてリスクが高かそうと感じれば無理をする必要はありません。